インスタント

2017年4月11日
ラーメン

インスタントというカードタイプの存在によって、相手のターンでも何かをすることができるというのが、他のTCGにはない(最近は必ずしもそうではないが)MTGのよいところの一つだと思っている。子供の頃に読んだ勝負君VS牛次郎の呪文の撃ちあいは、何やってるのかよくわからないけどスゲェと思ったものである。


時は201×年、スタンダードに強いインスタント(の除去やカウンター)が去って久しい。
とにかく出し得で、対処できなければ数ターンでゲームが終わるPW、インフレが進み、昔では信じられないような強さになったクリーチャー、回答を持っていなければゲームが終わる無限コンボ(ブラフしてても相手がぶっぱして来たら終わりだね)。


ウィザーズは、脅威に対しての回答が少なすぎるというような発言をしている。
それは徐々に修正されるだろうとも言った。
期待して迎えたアモンケットのプレビュー、とある1枚のカードを見て我々は絶望した。

不帰/回帰

英雄の破滅と同じ効果にインクの染みおまけの付いたこのカードは、DMと化した現代のMTGにおいて、ご多分に漏れずソーサリーだった。
あのさぁ……確かに回答は回答だけどさぁ……
相手の出した脅威にソーサリータイミングで回答しても、また返しに脅威を叩きつけられて終わりなんですが……? 破滅の道が英雄の破滅ほど使われない理由をウィザーズはちゃんと理解してますか……?

まだプレビュー期間中なので何とも言えませんが、MTG(というよりスタンダード)は、いろいろな意味で破滅の刻に向かっていると言えるでしょう。

コメント

ぺ

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